復興支援チャリティー展覧会「小さな花束」

祈りをこめて

「小さな花束」を作ろうよ。

こどもの本や物を創る

作家、画家、イラストレーター、

18の小さな種

心をひとつにして、

自分たちで考え、自分たちで作り、

自分たちで種をまこう。

あの子たちに

少しでも笑って欲しいんだ。



<チャリティー販売するもの>

原画の販売…作家本人の出展によるもの

ポストカードなど。
今回は作家手作りのかわいい楽器(世界にひとつ!)の販売もあります。

2011年5月25日水曜日

収益金を被災地へ送ります。

小さな花束展の15日間の売上金は、552,167円でした。
このうち、ダイレクトメールやチラシの印刷費、
配送料など、約34,000円の経費を引いた収益金の全て

518,101円



を、日本赤十字社を通して、東北地震被災地の皆様へ送りました。




被災された皆様の大きな傷を思うと、私たちにできることは
あまりにも小さい。
けれども、ひとりではできないことを、
「小さな花束」31名と東洋美術専門学校生30名の力を合わせて、
このお金を作りました。

支援して下さった、ギャラリーハッコウしゃ
大田区社会教育課の皆様と、
チラシを置いてくださった絵本専門店ティール・グリーンさん、
ニジノ絵本屋さん、
本当にありがとうございました。

何より、展覧会に足を運んでくださった皆様、2週間暖かく見守ってくださった
画廊周辺地域の皆様に、深く感謝申し上げます。

この灯火を消さないよう、続けていきましょう!

「小さな花束展」は終了しましたが、
このブログは、参加者の交流の場として、次の機会までつないで行きたいと思います。


 
ワークショップの思い出    粘土こねこねしたね!

くるくる絵本も作ったね!

昼下がり、画廊でギターを弾く方。

夜な夜なのハッピータイム。

なぜか琉球三線弾いたり、笛吹いたりする人も。

いつもあったのは、絵と本と音楽と
みんなの笑顔と「ありがとう!!」の気持ち。

最後の一日まで、小さな花が咲き続けました。











2011年5月23日月曜日

小さな花束展 終了しました。

5月20日(金曜日)最終日

楽しい15日間、あっという間でした。


【小さな花束展】にお越しくださった皆様へ、
お花の種の入ったしおりをプレゼントさせていただきました。

会期のはじめの頃にいらした方から、
「もう芽がでました!」と嬉しいお知らせをいただきました。



会期中に出会った東洋美術学校の学生さん、
ハガキだけではなく、手作りのノートやはんこなど(写真左)
を持ち込んでくれました。ありがとう!

15日間おつかれさまでした。


さて、【小さな花束展】は、いくらの義援金を作ることができたのでしょう?
今、集計中です。お楽しみに。


でも、【小さな花束展】が作ったのは、お金だけじゃありませんでした。
楽しい笑顔もたくさん、たくさん、作ってくれました。

                     ひらてるこ

2011年5月16日月曜日

小さな花束展 こぼれ話


小さな花束展も、残すところあと4日。
この企画が立ち上がったのは、ほんの1ヶ月ほど前のことでした。

がんばれ東北!

その一言に、この指とまれ〜!と、集まった仲間が29名。
東洋美術専門学校の学生有志が30名。
さらに寺西恵里子さん、古内ヨシさんが加わり、
とうとう61名による 大きな声になりました。

その61名に誘われて、会場に足を運んでくださった皆様との
楽しい出会いがありました。はじめて出会う人も、気持ちは同じ。
買う人も笑顔、売る人も笑顔。

(鳥居満智栄さん手作りのお菓子)
毎日毎晩、宝石箱を開けるように、新しい出会いとお酒と笑いに囲まれました。
ギャラリーの閉館時間を過ぎてから、
夜更けまでハッピーな時間を過ごした人も多かったはず。

三線の音色に誘われて、ふらりと入って来てくれた近所の人。
ギターと楽しい歌声を聞きつけて、習い事の帰りに寄ってくれた、
小さいお友達。
ギャラリー前の、お肉屋さんのおじさんは、
毎日「こんにちは!」と声をかけてくれます。
おじさんのイチオシ、宮城牛のタタキを買って帰る人も大勢。
お肉を買いに来たついでに、「なんだろう?」と
寄り道してくれた親子。

みんなが持ち寄った食べ物、飲み物を囲んで、気持ちが通い合う仲間、
尊敬できる友にも出会えました。

先輩たちの楽しいワークショップ企画に肩を押されて、
「私もやってみようかな!」と、はじめてチャレンジした人もいました。

チャリティーをきっかけに、みんなが笑顔の大きな輪が生まれました。

会期も残り少なくなり、名残り惜しい気持ちです。
あと4日、がんばりましょう!!

ひらてるこ



2011年5月15日日曜日

5/14いりやまさとしさん&寺西恵里子さんワークショップ

 ぴよちゃん劇場は、
いりやまさとしさんの絵本から起こした楽しい人形劇。
何しろ、ご本人プロデュースですもの!わくわく、どきどき!

ぴよちゃんとかるがものガーコちゃん、どこへ行くのでしょう?
丸太を渡るときは、ゆっくりね。


小学6年生のお姉さんのナレーションと、
いりやまさんのギター演奏でお話はすすんで行きます。


 あめが降ってきました。でも、ぴよちゃんもガーコちゃんもへっちゃら。
はっぱの傘をさして行くんですよ。ぴよちゃん、気をつけてね〜!


ぴよちゃん劇場の後は、いりやまさんのサイン会?
あら、サイン会なのに、椅子の上でごめんなさい。
ちっちゃな展覧会ですから、まぁ、お気軽に。うふ。


いりやまさんのぴよちゃん劇場は、当初1回公演の予定でしたが、
盛況でしたので、3回の公演が行われました。
ぴよちゃん、いりやまさん、お疲れさま。
見に来てくれたおともだち、ありがとう。



ぴよちゃんの後は、寺西恵里子さんの工作ワークショップ。
今日は、こんなかわいい指人形か、ミニバスケットを作りましょう。

 ちょきちょき。

寺西さんが今までにワークショップをしてきた中で、
いっっちば〜ん、小さい人の作品。1才です。こんなにかわいく作れました。

おりがみや、工作が大好きな男の子の作品。
まさかペンギンさんを作ってくれるとは〜!なるほど!さすがです!


パパとのおでかけの途中に寄ってくれました。
にこにこ笑顔で

ふたつも作ってくれましたよ!



まだまだ、たくさんのお友達が参加してくれました。
どうもありがとうございます。


いっぱい、いっぱいの笑顔で帰ってくれました。
「また戻ってくるから、待っててね!」って。

待ってるよ〜!





2011年5月11日水曜日

ワークショップの様子など

 土日は、作家本人による
様々なワークショップがあります。

5/7(土)トップバッターのさこももみさん。

すえのぶひろこさん作、さこももみさん絵の
「とりのうた」
読んでくれました。

生まれてきてくれてありがとう
という暖かいメッセージが伝わる一冊です。



この絵本の中に登場した青い小鳥さんを、皆で作ってみましょう。
ちょきちょき、ぺたぺた。






ほら、ぱたぱたことりさんの、出来上がりです。
工作の得意なさこももみさん、とっても楽しかったです。ありがとう!





 続いて、ぱぱっと水彩画コースの田代知子さん。

ふだんの仕事で使っている、年期入りパレットを
大公開!

お〜っ!圧巻です!

すごいパレットです。
色系ごとに分かれたパレットが3つ。



筆や絵の具など、使っている道具を説明してくださいました。




本日のモデルは、この方。美しく描けるかしら?


まず、基本はデッサンです!
10秒みて、1秒描く。

な…なるほど。

下描きのコツ、筆の使い方など、田代さんが長年培って来た方法を教えてくれます。
それぞれの人に、それぞれのやり方があるんですよ、とおしゃべりしながら、
勢いのある筆で、さっさ〜っと描いてみせるのは、う〜ん、さすがっ!


そうして、こんなに美しい作品になるのですね。

来週末もまだまだ、楽しいワークショップが続きます。
まだ、席に余裕がありますので、お申し込みをお待ちしています。


              (レポート:ひらてるこ)





■5月14日(土)14:00~■
「ぴよちゃん人形劇」(幼児対象)
いりやまさとし人形劇&寺西理恵子ワークショップ
募集人数/10名  参加費/無料

■5月15日 (日)15:00~■
応用トールペイント「なんでも木目にしてみよう」(大人対象)
柿田ゆかり
募集人数/5名  参加費/無料

持ってきていただくもの/紙製の空き箱(お菓子の箱、ティッシュなど)


ワークショップ参加ご希望の方は
■ご希望の講座名 
■参加者のお名前(お子様の場合は年齢も明記してください)
■連絡先(メールアドレス&ケータイ電話番号)を
chiisanahanataba2011@yahoo.co.jpまでお知らせください。
定員になり次第、締切らせていただきます。





絵本作家の古内ヨシさんより






昨日、絵本作家の古内ヨシさんが
小さな花束展にいらっしゃいました。


前日まで、九州へ出張に行っていらしたそうで、
オープニングにはいらっしゃれませんでしたが、
紙芝居や絵本を持って
来てくださいました。

嬉しいですね。

市価より、だいぶお安く販売です。


いつか、ワークショップを
やって欲しいです〜。

2011年5月10日火曜日

街の絵本屋さんになりました。

土曜日からはじまったワークショップ、好調です。
近所のお子さんたちが楽しそうに出入りしてくれるようになりました。

そんな中、小学校2年生と4年生の姉妹が通ってくれるようになりました。

2年生の女の子は、小さな手に、たんぽぽの綿毛を握りしめてやってきました。
「ほら、種、持って来たよ」と。

小さな花束展では、会場にいらしてくださった皆様に、
花の種の入ったしおりをプレゼントしているのですが、
彼女は、そのしおりに入れる花の種がなくならないようにと、心配していたのです。

姉妹はおしゃべりをしながら、しおりと花の種を袋詰めする作業を
手伝ってくれています。

「こんなところに、絵本屋さんを作ってくれてありがとうね。
わたし、毎日来ようかな。おともだち、連れてこようかな?
ずっと、居るんでしょ?」

と。
20日で閉めてしまうことを伝えるのが、ちょっと辛くなるほど。



5時には家に帰る姉妹、お姉ちゃんが帰り際に、内緒話をしてくれました。

「あのね、わたし、募金箱にお金、入れたよ」

二人が帰った後、募金箱をのぞいてみたら、
銀色のお金の中に、ひとつだけ十円玉が入っていました。

きっと、おこづかいの中から、入れてくれたのです。



二人のお手伝いのお陰で、昨日で花の種のしおりづくりは終了しましたが、
寺西恵里子さんから、おりがみの本をたくさんご提供いただきました。

この本と、おりがみを会場に置いておきます。

今度、小さなこどもたちがやってきたら、
おりがみと、おやつと、おしゃべりを楽しみたいです。


ひらてるこ

2011年5月7日土曜日

第一号は?

展覧会始まって、まもなく、
大塚の酒亭おかもとの店主、おかもと様がいらっしゃいました。
かいちとおるさんの絵をお買い上げです。
【ちいさな花束展】がはじまって、記念すべき第一号。
「店の目立つところに飾らせていただきます」と。

収益金は、すべて日本赤十字社を通じて、東北地震被災地へ
送金させていただきます。

酒亭おかもとは、隠れたる名店。
店主の料理好きが講じて始められたお店では、
ゆるりとくつろぎながら、美味い酒とひとつひとつ丹精こめたお料理がいただけます。
店主おかもとさんとの会話もまた、楽しい肴です。

そして、たくさんの絵本作家さんたちの貴重な原画が、
さらりと展示されたりしてて。

かいちさんの絵を見られなかった方は、どうぞ、酒亭おかもとへ。



【フォト】5月6日 展覧会はじまりました


♬色とりどりの花が集まって花束ができあがりました♫

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お近くにお越しのときにでもチラッと..いえ、ご遠慮なくゆっくりと
遊びにいらしてくださいー ^.^v

投稿者:JollyJolly